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昭和25年(1950)9月3日、徳島県下を襲ったジェーン台風は、室戸台風以来の強力なものでした。
平均風速約30メートル、降水量86.9ミリ、松茂では海岸地帯の高潮による被害が大きく、護岸堤防数か所が決壊し、海水が入り込み農作物に損害をあたえました。
日本に上陸する台風は、9月ごろに四国を南西から北東に進むものが多く、徳島県は台風の通過地点になります。
特に、河口のデルタ地帯(三角洲)にある松茂では被害が大きく、大雨で水量の増した旧吉野川上流からの洪水と、海からの高潮にみまわれます。
護岸堤防が崩れると、床下浸水・床上浸水などが起ったり、時には家が流されるなどの大水害が発生します。 |
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