メニューイメージ
サイトマップ トップへ
はじめに プロローグ 哀しみ 怒り 楽しみ
阿波人形浄瑠璃芝居  
喜び 阿波の藍と藍染め 阿波人形浄瑠璃芝居 その時歴史がちょっと動いた おわりに
 
 
矢印 阿波人形浄瑠璃芝居
矢印 阿波人形浄瑠璃芝居の歴史
矢印 松茂の浄瑠璃と人形芝居
矢印 木偶人形のしくみ
矢印 人形の頭と衣装の魅力
矢印 人形の種類
矢印 人形師
矢印 人形浄瑠璃を描いた巨匠たち
 
 
人形の頭と衣装の魅力
 
 人形浄瑠璃の人形たちはそれぞれが役者です。一役頭と呼ばれるその役だけしか演じない特殊な頭を除いて、既婚なのか未婚なのか、悪役なのかどうなのかという決められた役を超えない範囲で違った役柄を演じることができます。役に応じた髪型と衣装に着替えることで、全く違う人物になります。

 阿波の人形師は、人形頭に改良を加え、人間の様々な感情表現ができるように工夫しました。

 阿波人形の祖と伝えられている馬之背駒蔵(宝暦・明和<1750年代〜60年代>ごろ活躍)は、頭の目や口を動かせるようにし、人形富(文化12年<1815>〜明治27年<1894>)は塗りを研究し、人形に美しい塗りをほどこしました。
また、初代天狗久(安政5年<1858>〜昭和18年<1943>)は舞台映えするように頭を大きくし、これまでの木製の目をガラス目にすることを考案しました。

 この他、多数すぐれた人形師が阿波から生まれ、阿波の人形芝居を一段と豊かにしたのです。
 
人形富 「娘頭」
◆人形富 「娘頭」
 
天狗久 「若別師頭」
◆天狗久 「若別師頭」
 
「ちゃり頭(鼻むけ)」
◆「ちゃり頭(鼻むけ)」
木偶の衣装
 
木偶の衣装
駒蔵 「半道頭」
◆駒蔵 「半道頭」
 
二代面光義光 「阿波の十郎兵衛頭」
◆二代面光義光 「阿波の十郎兵衛頭」
 
天狗久 「がぶ」
◆天狗久 「がぶ」
 
ページトップ
 
Copyright (C) 松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館 All Rights Reserved.