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雑煮 |
若水に餅・菜・里芋を入れ、白みそで作る。神仏に供えて御神酒をまつる。 |
初詣 |
氏神へ参る。大麻比古神社へ大晦日の夜半に出発する「年越し詣で」もある。 |
上がり正月 |
正月15日の朝早くに神棚や注連飾りを撤去し、歳徳神を送る。 |
節分 |
鬼が入らぬよう、豆まきをし、ヒイラギの葉と鰯の頭を戸口の窓に飾る。 |
針供養 |
旧2月8日、裁縫の師匠の家に針子が集まり、神前に御神酒を供え、豆腐に折針を刺してまつる。
この日は針に感謝して、一日針を使わない。 |
涅槃会 |
旧2月15日は釈迦入滅の日で、寺院では大法会を行い、信徒が参拝する。 |
節句 |
旧3月1日には、ヨモギの新芽を入れて節句の餅を搗く。
旧3月3日には雛人形を飾り、子ども達は御馳走を詰めて他の家で食べる。 |
鹿の悪日 |
旧3月4日、朝早くから寿司などを重箱に詰め、大人も子どもも野山に遊びに行く。
長原の月見ヶ丘(現在の下の端)には村人が集まり、歌や踊りで大にぎわいであった。
笹木野・長原ではこの日を休日としていた。 |
花の会 |
旧3月10日は仕事を休み、花見に行く。 |
春彼岸 |
親族の墓参りをする。中日にぼた餅、さめ(終わりの日)に団子をお供えする。 |
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花祭り |
旧4月8日、寺では花御堂を作り、釈迦の像に甘茶供養を行う。 |
端午の節句 |
旧5月5日、菖浦の節句ともいい、鯉のぼりを立て、武者人形を飾る。ちまきや柏餅を神に供える。 |
晦薬師 |
五月のこもり(晦日)は厄入り、厄流しの参詣人が多い、厄流しの人は素麺を食べ、また川へ流した。 |
祇園祭り |
旧6月7日朝、屋敷神に米飯・餅を供え、屋敷の無事平安を祈った。
また、祇園さんへ参拝の折には胡瓜を食べない。 |
大黒さまの夏祭り |
旧6月9日、秋祭りのように神輿が出るのではなく、農閑期の供養として村の氏神様へ参り、団子を作ったりした。 |
お湯立て |
旧6月9日の氏神さんの夏祭りの当日は拝殿前に大釜を立て、湯を沸かし御幣を浮かした湯を笹に付けて参拝者に振りかけると、一夏病気せぬという。 |
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宵七夕 |
旧7月6日、昼から家々で笹に五色の短冊・色紙を付け、門口に立て星をまつる。 |
七夕祭り |
旧7月7日朝、宵七夕でおまつりした笹やお供えを、川へ流す。 |
盂蘭盆会 |
旧7月13日〜15日に、各家で精霊棚(水棚・魂棚)を作り、僧侶は棚経といって水棚の前で読経して回る。 |
盆踊り |
旧7月14日〜16日、藩政時代笹木野にあった番所で、監視つきで盆踊りを行った。明治に入り広島・中喜来浦・長原浦などで踊るようになった。浄瑠璃くずしの音頭で輪になって踊る。 |
土用 |
土用の入りの日は墓参りをし、特に水を多く供えた。土用の丑の日は鰻を食べ、海水浴へ行き、夏の栄養と鍛練とに気を付けた。 |
虫送り |
広島・中喜来では土用の入りの日に行う。子どもたちが行列して村内を回る。 |
凧揚げ |
南風(まぜ)が吹く日に行う。小型の凧は、掛け合わせをして勝負を競う。 |
秋彼岸 |
祖先の墓参りをし、ころころ団子を供える。 |
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亥の子祭り |
旧の10月の亥の日の夜、子どもが亥の子歌を歌いながら各家でホテを打ち、餅や菓子をもらう。 |
十夜法会 |
数夜にわたり壇家の仏の総供養を行う。境内に大小の市ができ、山車が作られる。 |
秋祭り |
秋祭り(例祭) ※おもな神社・例祭日統一以前 |
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[神社名] |
[地区名] |
[例祭日] |
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[備考] |
荒神社 |
長岸 |
10月17日 |
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春日神社 |
中喜来 |
10月13日 |
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14・15日 両日私祭 |
荒神社 |
向喜来 |
10月16日 |
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蛭子神社 |
福有 |
10月10日 |
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春日神社 |
広島 |
10月15日 |
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春日神社 |
笹木野 |
10月17日 |
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荒神社 |
豊中 |
9月24日 |
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住吉神社 |
住吉 |
10月15日 |
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若宮神社 |
長原 |
10月28日 |
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豊岡神社 |
豊岡 |
4月28日 |
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明治の頃10月28日 |
神明神社 |
満穂 |
10月16日 |
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笹木野春日神社に合社 |
豊久六所神社 |
豊久 |
10月7日 |
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こうした神社の他にもたくさんの神社があり、それぞれ例祭を行った。 |
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冬至 |
小豆飯を炊いて祝い、中風にかからないまじないといって、南瓜と蛸を食べる。 |
餅つき |
旧12月28日、早朝から終日、正月の餅を搗く。養蚕をする家では蚕棚で干す。 |
大晦日 |
12月31日は、清掃し、注連を飾り、神棚を吊り、組重の料理を作る。 |
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旧暦による区分 |
新暦による区分 |
天文学的な区分 |
二十四節気による区分 |
春 |
1月〜3月 |
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春分〜夏至 |
立春〜立夏 |
夏 |
4月〜6月 |
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夏至〜秋分 |
立夏〜立秋 |
秋 |
7月〜9月 |
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秋分〜冬至 |
立秋〜立冬 |
冬 |
10月〜12月 |
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冬至〜春分 |
立冬〜立春 |
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