松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館

平成5(1993)年10月、当資料館の設立を機に、松茂町有志により「ふれあい座」が結成されました。
最初は、町内婦人会のメンバーを中心に約20名が集まり稽古を開始し、平成6年7月30日に当館屋外舞台にて、約100名の観客を前に初めての公演を行いました。
「ふれあい座」という座名には、太夫、三味線弾き、人形遣いという演者同士の心がふれあい、至高の芸をめざすという意味とともに、演者と観客との心がふれあい、すばらしい演劇空間をつくりあげようという気持ちが込められています。
平成11年には、阿波人形浄瑠璃が国指定重要無形民俗文化財となり、「ふれあい座」を含む公益財団法人 阿波人形浄瑠璃振興会がその保存団体に指定されました。
毎月第2日曜日に行われる当館での定期公演や、徳島県立阿波十郎兵衛屋敷定期公演、徳島県外での出張公演等も積極的に出演し、徳島県内外で阿波人形浄瑠璃芝居の保存と継承、魅力発信に努めています。